【オススメ】 高橋ツトム/地雷震 ディアブロ

地雷震 diablo 1 (アフタヌーンKC)
■ 【オススメ】 ウイルスによりある島の住民がほぼ全滅した。 しかし報道は殆どされない。 生き残りの島民は、ある行動に出る。
ある島。殆どの島民が死ぬ。残ったのは、医師と警官、警官の娘、 そしてもう一人の男性。この男だけは、何が起こったのかを知っている。 発生したのは、ウイルス伝染。国家は島民を救うのではなく、 切り捨てることを選択した。しかし、彼らは生き残る。そして、 祖国もなく居場所もない彼らは、新たな行動に出る。
題名どおり「地雷震
」の続編。ということで、小池彩が出てきて中原医師も出て、そして
飯田響也も現れる。が、話の主人公は別の人物に譲っている。事件を追うのは
県警の刑事。彼の妹夫婦が事件に遭い、しかも妹の夫と娘は遺体が発見されなかった。事件の真相を追うために、彼は伝説の飯田刑事にアクセスしてきたのだった。失明した飯田に自身の片目を提供してまでも、彼は事件を追おうとする。
そんな具合であるので、前作を未読であっても話は読め、特に戸惑うこともない。ここから読んでも充分楽しめる。ただし主人公がアクセスした人物が何者なのか、そして今後の展開には必ず絡んでくるわけで、読んでいた方がより楽しめることは確かだろう。逆に前作を読んでいたファンには嬉しい新作である。
スケールの大きなハードボイルド。二つの国家を巻き込んで、それを敵に回して何かをしようとする人物、それに対して主人公たちはどういう立場をとりどう関わるのか。読者を作品世界に引き込む内容と画風がマッチしており、どう展開していくのかドキドキする。なお、大きな話であることもあり、前作と違い一巻完結スタイルではない。
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【データ】
高橋ツトム (たかはしつとむ)
地雷震 ディアブロ (じらいしんディアブロ)
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■著者の他作品(過去記事)
高橋ツトム、金正賢/ムヨン−影無し−
高橋ツトム/SIDOOH 士道
【帯】 悪魔が飯田響也を呼び醒ます。最猛毒ハードボイルド封印解除!掲載=good!アフタヌーン初号〜#06
講談社
アフタヌーンKC
2010(平成22)年2月5日第1刷発行
定価=581円+税





















