
最愛の隣の悪夢 1巻 (ビームコミックス)
■【オススメ】インテリア題材のマンガ、なのにオシャレな印象はまるでない。まぁ隣人のせいなのだが・・・しかし話は面白い。
自分好みの部屋、自分好みの家を求めるあまり、ドアまで美術工芸品を買ってつけるほどに至った青年。改装できる部屋に引越し、彼女もそっちのけでリフォームを続けていたが、ようやく完成したところで部屋に穴が。隣家の建材が壁を突き破ったのだった。怒りに任せて隣家を訪ねたが、そこは足の踏み場もないゴミ屋敷。しかし美人な女性が普通に丁寧に応対してきた。しかもその女性は青年の彼女の同級生で、お嬢様だった筈だという。
基本は、インテリア好きで、建築設計デザインをする事務所で働く青年のお話。ただしその職場は第四話まで出てこない。それまでは、彼の部屋と隣家とで、彼女の昔話を含めて展開している。そうした話なので、事務所が忙しくなって雇われる人がまさにその隣家の女の子であったりする。
その隣家の女の子の境遇を色々交えつつ話が進むが、主人公の青年の仕事ぶりもきちんと描かれているところがこの作品の魅力。初めての仕事で、気負い、悩み、でもヒントを得て出口を見出す、というオーソドックスな内容ではあるのだが、まるで違う話も描かれるなかでのことなので、際立って見える。
美人で才能あるが、部屋の汚さなどありえない隣家の女性のキャラクターもユニーク。さすがにエッジが立ちすぎている相手なので、主人公には普通に彼女がおり、その彼女の友人、というクッションを設け、迷惑な存在という位置に置いたのが、一巻ではうまく利いている。
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評価:B
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【データ】
安住だいち (あずみだいち)
最愛の隣の悪夢
【 最愛の隣の悪夢 1巻 (ビームコミックス)
20世紀の半ば、アメリカの近代主義から生まれた新しいデザインの流れ「ミッドセンチュリー」。レイ・イームズ、ル・コルビジェ、柳宗理らによる建築・家具・デザインをこよなく愛する青年樋山大成(ひやま・ひろなり)は、美しく、魅力に満ちた、自分だけの理想の部屋に暮らしていた。ところが壁をはさんだ隣りの部屋から鉄パイプが壁を突き破って侵入。その穴から大量のゴキブリがはい出し、お気に入りの家具はメチャクチャに! 怒った大成は文句を言いに隣りのチャイムを押すが、現れたのは絶世の美女・雪乃(ゆきの)。美部屋と汚部屋、美女と凡人、いまでこぼこなふたりの新生活が始まる……! 注目の新鋭・安住だいちによるラブコメディー第1巻!最愛の隣の悪夢 1巻 ビームコミックス コミック 株式会社エンターブレイン
【初出情報】Fellows! Vol.15、16B、17〜20 【発行元/発売元】エンターブレイン/角川グループパブリッシング 【レーベル】BEAM COMIX 【発行日】2012(平成24)年5月25日初版初刷発行 【定価】620円+税
- 2012.05.16 Wednesday
- 【オススメ】一巻
- 23:24
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- by happysad








