【オススメ】 金田一蓮十郎、芋Uto/モーメント


モーメント (KC デザート)

■【オススメ】非常に可愛い、学校舞台の 青春物語、3編。

下駄箱に手紙を入れられていた男子高校生。 送り主は見た目も存在も派手な女の子だというが、 彼は全く知らない。そんな相手から何? と思ったが、内容は暗号文だった。 ミステリ好きの血が騒ぎ、彼は答えを解明しょうとする。


そんな洒落た話から始まる本作は、 同じ学校を舞台にしたエピソード3編からなる 連作もの。出会いのきっかけから描き、 その可愛らしい展開は、ほのぼのとしつつ、 引き込まれる。シチュエーションの 設定がとても良い。


これを姉妹共作で作っているというのは面白い。 金田一蓮十郎作品が好きな人は違和感なく 普通に楽しめると思う。それがいいことなのか どうかはわからないが、作品の出来が良いのは確か。


【データ】
原作・漫画・漫画原作=金田一蓮十郎(きんだいちれんじゅうろう)、 イラスト・漫画・漫画原作=芋Uto (いもうと)
モーメント
【発行元/発売元】講談社 (2018/10/12) ※電子版で購入
■評価→ A(絶品)
■購入:
amazon→ モーメント (KC デザート)
金田一蓮十郎が初原作で実妹芋Utoとコラボ! ありえないと思っていた相手と恋に落ちる3つの短編読み切り集が登場です。謎の暗号を解いたら中身が×××××だった『たとえばこんなミステリー』、超〜鈍感すぎるコワモテバレー部男子とのスローラブ『鋼のボーイフレンド』、雨が降るたびに、普段話さない幼なじみと相合い傘をすることになる『呪いの傘』。まさか、君を好きになるなんて…な恋を集めたピュアきゅん短編集です。


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【オススメ】 たなか亜希夫/リバーエンド・カフェ


リバーエンド・カフェ(1) (アクションコミックス)

■【オススメ】え?ここで一巻終わりなの?殺生な・・・。 震災後の石巻で何もなかった土地に建つカフェの話。

川開きだか祭りの際に、男たちに言い寄られる女の子。 ネットだかSNSだかで、やらせてくれる断れない女、 という話が出回っているらしい。それを逃げるところで、 暴力のにおいのぷんぷんする人に助けられる。 その人物がカフェを始めようとしており、 彼女はその手伝いに自然と巻き込まれるのだった。


震災の陰が落とす話。ヒロインにはPTSDがあり、 学校でのいじめは「絆」という言葉に違和感を抱いた ため。実際、絆なんて言葉はプラスのイメージで 使われてなど来なかった、拘束、支配、という 意味での縛りがそもそもだと聞くので共感するばかりだが、 それがいじめに発展するということは・・・まぁ、 あるのだろうな。


基本的に、閉鎖的な組織は、そういう傾向があると思っている。 田舎のソサエティとか。会社もそうだろうな。 まだ都会は、人が多いのと、そういうことを良しとしない文化 がないでもないので、あんまり表に出てこないとは思う。 乗り換えるべき先もあるので、ないところは地獄だろうなあ。 その中で、彼女がどうにかこうにか日々を過ごしているのは、 卒業するまでの我慢と思っているから。健気である。


そんな彼女の話がありつつ、震災を乗り越えようとする 人たちの話が、さほど深刻さを伴わず描かれていくところが 凄い。まぁ、世界は広いのだ。そういうことだな。そして、 一巻の終わり方が凄い。そこで終えるのかい!同時発売の続刊も 買えということですな。→リバーエンド・カフェ(2) (アクションコミックス)


【データ】
たなか亜希夫 (たなかあきお)
リバーエンド・カフェ
【初出情報】漫画アクション(2017年〜2018年) 【発行元/発売元】双葉社 (2018/9/28)
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
amazon→リバーエンド・カフェ(1) (アクションコミックス)
宮城県石巻。あの震災から数年が経ったこの地に住む高校2年生・入江サキはある夜、謎の男と出会う。不埒な輩に絡まれていたところを助けられたサキ。北上川の中瀬に灯る明かりに誘われ、少女は不思議なカフェへと辿りつく。そこで出されるコーヒーには、人生の楽しさや悲哀が入り混じっていた――。 石巻出身のたなか亜希夫が震災後の故郷を描く最新作、´巻同時発売!!


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【オススメ】 鍋倉夫/リボーンの棋士


リボーンの棋士 (1) (ビッグコミックス)

■【オススメ】棋士を目指す元奨励会員の話。 現実に既に前例があるのは残念だが、それでも 面白いことに変わりはない。

小学生の頃から天才と呼ばれ奨励会に入り、 期待されながら年齢制限でプロになることを 阻まれた人物が主人公。今では将棋を捨てて、 明るく前向きに生きようとしていた。しかし、 結局のところ、彼が一番好きで夢中になれるものは、 将棋なのだった。そのことに彼はようやく気づく。


バイト先のカラオケボックスでは、 俳優志望の26歳の女性が彼の仕事に望む態度を リスペクトしていた。そして彼女は将棋好き。 過去の対戦を見ていて、記録係をしていた 主人公に気づく。そして、彼を将棋のお祭りに誘う。 ちょうど主人公も吹っ切れたところで、彼は再び 将棋を指そうと志す。


プロになろうとして がちがちの守りの将棋だった奨励会時代と違い、 もっと俯瞰しもっと自由に攻める手を指し始めると、 将棋がますます楽しくなる。 その様を描く話は、想像した以上に、面白く、 引き込まれた。願わくばこれが、既に奨励会退会後の プロ入りという前例が現実に起こる前に描かれて ほしかったところだが、その現実がルールを 作ったせいで、主人公のプロ入りも夢ではない 話となっている。


それを踏まえて、彼の指しっぷりが 一皮むけたものに変化している、 という展開はよく練られている。 彼は別にプロを目指しているのではなく、 将棋を指したい、そこに本当の自分がいる、 という方向性なのも魅力的。


題名のせいで買うか見送るか、買っても読むか 積読か悩んだので、上手いタイトルとはいえ これはなぁ、センスはあるんだけど、 内容同様、二番煎じ感を出してどうするんだと 思わなくもない。


【データ】
鍋倉夫 (なべくらお)
リボーンの棋士
【初出情報】週刊ビッグコミックスピリッツ(2018年) 【発行元/発売元】小学館 (2018/9/28) ※電子版で購入
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
amazon→リボーンの棋士 (1) (ビッグコミックス)
敗北は逆転の母!挫折の底は再生の胎内!!
プロ棋士養成機関・奨励会で、四段に上がれないまま26歳になった安住浩一は、年齢制限の掟により退会させられ、プロへの道を閉ざされた。 そこからは、人から距離を置かれ、年下からも見下される日々。 それでも安住は、明るく笑顔で前向きに振る舞った。 嫉妬は、湧いてもそれをかき消した。 そうしているうちに、眩いほどのプラスオーラが身についた。 将棋を忘れて、この生き方でいいはずだ、とも一時は思った。 しかし、人生から将棋を切り離せなかった。 アマ棋士としてのリスタートを決意する、安住。 その棋風は以前とは違う、まったく新しいものに進化していた。


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【オススメ】 井上真偽、三月薫/探偵が早すぎる


探偵が早すぎる(1) (マガジンエッジKC)

■【オススメ】原作本がなければこのテンポでの展開は無理だろう。 面白い探偵サスペンスもの。原作が読みたくなった。

車椅子の女の子が主人公。彼女が置かれている状況は、 父が亡くなり巨額の遺産を受け継ぐ立場となったが そのため本家から命を狙われる、というもの。 彼女は信頼している家政婦を通じ、 その友人であるという探偵に事態の解消と好転を 依頼する。


その探偵が、本家の者たちの企みを察知し 問題となるまえに潰していく、という早すぎる行動 で事件を解決していくお話。アイディアと構成が面白い。


状況を冒頭で提示し、あとはシングルタスクに分割した エピソードを連ねていく、という構成は昨今の ライトノベル的。登場人物も 家政婦以外は裏のないフラットなキャラクターとしており、 その家政婦もさほど活躍の場を与えない、という設計も 読みやすい作り。


だからこそエピソードの質でおもしろいかどうかが決まる。 本作は量、スピードでその質を担保する。 次々と提示される犯罪計画、しかもそれは、 遺産継承者から外れないために自身に目が向かないような 完全犯罪である必要があるため綿密な設計となる。 一方で探偵はそれを事前に破綻させる必要がある。 この仕掛けにより読み手は二重に楽しめる。


通常の犯罪ものと違い、犯罪が起こる前に阻止する、 という仕掛けを施した点がユニーク。 その分、犯罪者側が計画を語る必要があり、 主人公サイドの存在感が薄くなる、というのは副作用。 そのために主人公サイドにさもないエピソード を投入せざるを得ないのがラノベ的な薄さともいえるが、 本作の場合たぶん薄く見えたエピソードはその後の伏線として 使われるのだろう。そう深読みさせるほどの盤石な構成。


ミステリ好きの人からすれば チープ、というのはあるかもしれないが、 一巻のうちに犯罪計画が3件出てくる、 なんてスピーディな展開は原作のコミカライズ でないとできない勿体無いテンポであり、 これとオリジナルのマンガが対抗していかなければ いけないとすると、なかなかに罪深い作品である。 原作はこちら→[まとめ買い] 探偵が早すぎる


【データ】
原作=井上真偽(いのうえまぎ)、著=三月薫 (さんがつかおる)
探偵が早すぎる
【発行元/発売元】 講談社 (2018/8/30) 【発行日】2018(平成30)年8月1日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
amazon→ 探偵が早すぎる(1) (マガジンエッジKC)

父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、一華の命を救うためにある人物を雇った。それは、“事件が起こる前にトリックを看破し犯人(未遂)を特定”してしまう究極の探偵!史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」大人気傑作ミステリを完全コミカライズ!



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【オススメ】 小西明日翔/二人は底辺


二人は底辺 (ZERO-SUMコミックス)

■【オススメ】「 来世は他人がいい」の前日譚。 短編一本を売る、という手法は、 こういうスピンオフ的な売り方のほうが 売りやすいんだろうなぁ。

ヤクザの娘、として距離を置かれる存在である 主人公。そんな彼女の家に連れられてきたのは、 学校でも悪行で名が轟いている上級生だった。


来世は他人がいい」 につながる話。ヒロインの中学生時代の話、 だがこの前日譚の構造がそのまんま 続編に繋がっている。こういうのが描きたいのね、 作者は。


行き場のない少年を拾う場としての底辺。 元々そこに生まれ育ち逃げ場もない ヒロインは否応なしに覚悟している。 二人が姉と弟のようになるという 綺麗な流れの一品。


ということで、本作は48ページの短編である。 短編をこうした形で売り出す、というのは 電子書籍時代ならでは。単行本のエピソードを 細切れに売られると面倒だが、 スピンオフ作品の売り方としては 妥当だと思う。ただ本作は実は デビュー読み切りということで、 続編は出版社も別ということで浮き上がってしまった 作品。ヒット作があってこその販売、 となるとそれはそれで、デビュー時の 作家の支援というのとは程遠い。 とはいえ、本作だけがドロップされても、 短編売りが多くなると発見されることも難しい。 いや、そうした役目を本ブログが果たしていければ いいのだが。正直なかなか追いきれない。ちょっと やり方考えないとね。


【データ】
小西明日翔 (こにしあすか)
二人は底辺
【発行元/発売元】一迅社 (2018/8/24) ※電子版で購入
■評価→ A(絶品)
■購入:
amazon→ 二人は底辺 (ZERO-SUMコミックス)
主人公の染井吉乃は13歳。ヤクザの家の娘ということで、学校でも浮いた存在だった。そんなある日、彼女の祖父が翔真という少年を引き取ると言い出し――…。吉乃と翔真と出会いのエピソードが43ページにわたり描かれます。『来世は他人がいい』(刊行:講談社)『春の呪い』(刊行:一迅社)などで大人気の小西明日翔のデビュー読み切り、気鋭の新人のフレッシュな魅力をお楽しみ下さい。 ※コミックゼロサム2015年9月号に掲載された『二人は底辺』と同じ内容になります。


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【オススメ】 石黒正数/天国大魔境


天国大魔境(1) (アフタヌーンコミックス)

■【オススメ】大災害の後の世界。 隔離された環境で暮らす少年と、 天国を探し旅を続ける少年。 同じ顔をした二人の話。

近未来SF。文明が災害により崩壊した 後の世界。隔離された環境で過ごす 少年少女たち。そこで、施設の外の、 その外にも世界がある、と言い出す子。 余地のような力を持つその子は、外に出だいな、と思っていると外からふたりの人が助けにくる、そのひとりの顔が施設の中にいる少年の顔にそっくりなんだ、と言うのだった。


物語の主軸は併行して語られるもう一つの話のほう。 そこでは廃墟になった街を少年と少女が 旅している。何でも屋の少女はボディガード。 少年の旅を警護する身。といってもグダグダな 旅ではあるのだが。その旅の目的は、 少年を「天国」に送り届けること。 そこには彼と同じ顔をした人物がおり、 その人に託された注射をすることが彼の使命であった。


絶望的な背景で悲劇的な設定のSF。 なのだが、それを淡々と描き、 旅は寧ろ珍道中。 そこが著者の持ち味である。


どんな災害が起きたのかは不明だが、 餓死してしまう人たちが発生したようで、 それがミイラのように残っているというのは どういうことかと思うのだが・・・ まぁそのうち説明があるのだろう。 ワニなど普通の猛獣が闊歩するらしいが、 人食いという怪物も存在する。 その怪物を少年は退治できたりする、という設定もあり。 しかも巻末にはまた更に 新たな要素が追加されるなど、盛りだくさん。 なおそうした要素は、作中で事前に匂わされており、 急に思いついたように出てくるものではなく、 周到に準備されているらしき点で、SFらしいSFといえる。


現代版「AKIRA」とか、そういう感じなのかな、これ。 一巻の段階ではなんとも言えないが、 とりあえず、著者を信頼して黙って完結まで買う、の一手に限る。


【データ】
石黒正数 (いしぐろまさかず)
天国大魔境
【発行元/発売元】講談社 (2018/7/23) 【レーベル】アフタヌーンKC 【発行日】2018(平成30)年7月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
amazon→ 天国大魔境(1) (アフタヌーンコミックス)
美しい壁に囲まれた世界で暮らす子供たち。少年・トキオはある日、「外の外に行きたいですか?」というメッセージを受け取る。一方、外では、マルとおねえちゃんがサバイバル生活をしながら、天国を求めて、魔境となった世界を旅している。未来の日本を「あね散歩」。二つの世界を縦横無尽に行き来する、超才・石黒正数最新作、極大スケールでスタート!!


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【オススメ】 磯谷友紀/ながたんと青と−いちかの料理帖−


ながたんと青と-いちかの料理帖-(1) (KC KISS)

■【オススメ】 戦後の京都、主を失くした料亭を 洋食の料理人となった娘が夫となる 者とともに立て直す話。

1951年春に始まる話。舞台は京都。 ヒロインは東山にある料亭が実家。 ただし彼女はいまホテルの厨房に勤めている。 そこは依然として進駐軍が接収している状態。 蹴上の都ホテルがモデルになるのだろう。


34歳の彼女は長女だが、結婚直後に夫は出征し戦死。 父はなくなり、料亭は精彩を欠き、 その立地と佇まいから大阪にホテルを持つ 一族に政略結婚を持ちかけられる。 が、その結婚を受けるはずだった次女は 料理人と駆け落ちしてしまう。 そこで、34歳のヒロインが、まだ19歳で学生の 先方の三男と結婚することになる。


京都舞台のいけずな話。料理長など周辺の 人物も相当だが、ヒロイン自身も、 ずけずけとものを言う大阪人に凝り固まった考えを 常に指摘される。 伝統や歴史なんてものは後から作れないので 大事にされがちなものの、本来すべての物事は 更新されていくべきもので、ただ残すだけ、残っているだけの ものは、邪魔でしかないと思っているので 個人的には京都には何の興味もないので、 この作品の話の流れには何となしに溜飲を下げる感はある。 まぁそんな意図では描かれていないだろし、 寧ろ今の日本の状況こそここで描かれる 京都の料亭に当てはまるだろうと言われればそのとおりと思うが。


冒頭から設定ががらがら変わっていく展開は巧く、 その後は料亭が新しい旦那の方針によって変わっていき、 背後には彼の実家の考えがあるのかないのか、 そこに、女性料理人しかも洋食を作るヒロインの 先進性がどう嵌っていくのか。 怒涛の展開がありつつ、物語の中軸は 年の差夫婦の話であるはずなので、 今後どうなるか楽しみな要素がたくさん。 本作の場合は、19歳の婿が飄々としたなりで ありながらブルドーザー的に突っ走っていく 役割で、そういう人物のいる作品はパワフルで面白い。


【データ】
磯谷友紀 (いそやゆき)
ながたんと青と−いちかの料理帖−
【発行元/発売元】講談社 (2018/7/13) ※電子版で購入
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
amazon→ ながたんと青と-いちかの料理帖-(1) (KC KISS)
昭和26年、京都。歴史ある料亭の長女・いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めている。料亭「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。その結婚相手のはずだったいち日の妹は、結婚を嫌がって料理人と駆け落ちしてしまう。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日――。年の差夫婦が織りなす、旨し麗し恋物語!


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