【オススメ】沢田新、浅井蓮次/バイオレンスアクション


バイオレンスアクション(1) (ビッグコミックススペシャル)

■【オススメ】グロテスクなバイオレンスは これくらいソフトな描写だと読みやすいし本質が迫ってくる、 ような気がする。

少女は男の最期の瞬間を見届け写真におさめて報告する。 彼女は、デリヘルの人気ナンバーワンの女の子・・・ に見えるが実はそのサイトは殺人依頼を受ける殺し屋サイト、 お相手10名弱は10pではもちろんなくて殺す相手の 人数。


か弱く可愛く見える、簿記の検定目指して学校通って 模試も受けている彼女が、キャンディガールな外見 ながら銃を使って標的を瞬殺していく、殺し屋物語である。 この手の作品としては珍しい絵柄。 軽やかに人を殺しつつ、殺し屋が狂っていない、 というのは、「ダーティペア 」みたい、と思ってしまった。あ、あの作品は 主人公たちのせいで結果的に人が大量に死んじゃう って不謹慎なSFでしたが・・・。


復讐のために殺し屋を雇い、雇われた殺し屋は仕事を全うする。 そんな話が、発注する側は淡々、受ける側もこれまた飄々、 というテイストで描かれると、なんだこれ見たことない、 と思い、またベタな感情が入ってこない分、テンポがとても よくなるのである。


この作品を成立させるための条件として、ヒロインがめちゃくちゃ 強い、という設定がある。まぁ大体のフィクションはそうなるわけだが、 本作の場合、今のところピンチらしいピンチにはあまり陥らない。 よくある捕まって拷問されて的な展開はナシ。そこがよい。 そんな展開で尺稼ぎされても、そんなの飛ばした分で別のもっと 頭を使った物語を考えてくれ、というのがこちらの思い。 その思いを本作は満たしてくれている。


しかし、ヒロインのプライベートを描くわ同級生が巻き込まれるわ、 巻末のおまけ的なアウトロでは作中の人物のその後が描かれるが 拷問しているはずなのにある種ほのぼのした感じさえ漂うわ、 いやあ、感覚がわやになる危険な作品だわこれは。素晴らしい。


【データ】
原作=沢田新(さわだしん)、著者=浅井蓮次 (あさいれんじ)
バイオレンスアクション
【初出情報】やわらかスピリッツ(2016年) 【発行元/発売元】小学館 (2017/3/10) 【レーベル】ビッグ スピリッツ コミックス スペシャル 【発行日】2017(平成29)年3月15日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
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怖い。可愛い。面白い。 用はないけど依頼したい ―ONE『モブサイコ100』『ワンパンマン』
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暴力団抗争の行き違いから、 組に家族を殺された拷問専門の[医者]。
[医者]は復讐を誓い、 組潰しを「殺し屋派遣業」に依頼する。 派遣されたのは[簿記専門学校生]の[女子]。
彼女こそ指名NO.1の凄腕ヒットガール。 名前は――[ケイ]。
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暴力と金と欲が渦巻く裏社会に咲く 最強ゆるふわ殺し屋ガール・ケイ。
とにかくヤバい!! 会いたい殺し屋NO.1!! THE バイオレンスアクション!!!


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