小湊悠貴、木田翔一/ゆきうさぎのお品書き


ゆきうさぎのお品書き 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

■店舗内だけでなく周辺にも領域広げて展開する 小料理屋もの。話は原作があるゆえにまとまっているものの、 同時に小説原作ゆえのこなれていない構成も目につく。

亡くなった祖母の小料理屋を継ぐお話。 主人公自身、祖母がいるうちから手伝っていたので、 常連さんも戻ってくる。その中の一人の 娘さんが偶然そこでアルバイトをすることに。 どうもその家は問題を抱えている様子、というのが 冒頭数話の内容である。


その常連さんの家に起きた問題は奥さん=お母さんの死 という話なのは、切り離し可能な問題として上手な設定と 言うべきかどうか。いい話で、小説で読むと良いのだろうけれど、 マンガのエピソードの構成としてはちょっと微妙に 思える。登場人物を絞り込んでキャラクターを掘っていく、 というのは正しいのだけれど。


死とか家とか、重めのテーマを描くのだな、というのはわかる。 でも小料理屋ものかと思っていると肩透かしを喰らう。 いや、そこも含めていい仕掛けだとは思う。 だが、絡んでくる話自体は重めの内容であるが既視感のあるもので、 そのまま描くわけにはいかないから小料理屋絡めました、 というように見えてしまう。


もったいぶった展開など、小説をコミカライズしました感があり、 マンガとして読むと構成が少々厳しい。 単行本分一冊読んで話の進み方がここまでだと、 この作品を敢えて読む理由が見当たらない、というのが正直なところ。


【データ】
原作= 小湊悠貴、漫画=木田翔一
ゆきうさぎのお品書き
【発行元/発売元】集英社 (2017/7/19) 【レーベル】ヤングジャンプコミックス 【発行日】2017(平成29)年発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★
■購入:
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とある事情から、極端に食が細くなってしまった女子大学生の碧。とうとう貧血で倒れたところを、「ゆきうさぎ」という小料理屋を営む青年、大樹に助けられる。彼の作る料理や食べっぷりに心惹かれた碧は、バイトとして雇ってもらうことになり…。集英社オレンジ文庫「ゆきうさぎのお品書き」シリーズ待望のコミカライズ! 暖簾をくぐれば“おいしい”が聞こえる、小料理屋「ゆきうさぎ」開店です――。



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