吉田貴司氏の発言に同感。

「やれたかも委員会」ドラマ化記念キャンペーンのお知らせ&吉田貴司スペシャルインタビュー - お知らせ|漫画onWeb

吉田氏の経験はたいへんなもので、その結果選んだ道で成功してよかったですね、という話だが。



本質はコミュニケーションの問題だと思うが、それ以前に、作品の内容や期間についてのゴールを契約として交わしていない、というビジネスとして致命的な点を解決しないと、この手の話は常に湧いてきてしまう。



ところで興味深かったのは、出版不況に関するお話。



 本が売れないのは人が漫画を読まなくなったわけでも、海賊版マンガサイトのせいでも、インターネットのせいでも、紙出版の終わりでも、電子書籍のせいでもないというのが僕の意見です。



では何か?というと



 なんで単行本が売れないかというと、出版点数が増えすぎたからだと思うんです



 もう今、本屋のコミックコーナーは混沌としています。読者は選ぶのが面倒だからマンガを買わなくなったんだと思います。



と。この吉田氏の意見にほぼ同感。このブログは、月間で発売される新刊は全部買って読めるな、と時間と金額とを計算してはじめたのだけれど、年々点数が増えていってその計算が破綻したという事情があるので。



 何が面白い漫画なのかさっぱりわからない。「この漫画がすごい」「マンガ大賞」「この漫画を読め」みたいなオススメ本も多すぎる。
という話も同感。まぁこのブログもそうした混沌の一端を担ってしまっているのだが。漫画コンシェルジュとかレファレンスみたいのがあるといいのだろうけど、それをいろいろ考えたが、そこまで漫画を読めていない私には無理だな、と。素材の用意からして難しいと。



AI使って、というのもあるが、まぁ人工知能は正直どうでもよくて、そのためのデータをどこで拾ってくるか、どこにあるか、というのが重要。それを作らなければいけないのであれば、結局そこが手間になる。



 漫画家が編集者の方を向いて漫画を描いて、編集者は編集長の方を向いて企画を通そうとする。IT企業は漫画で一発当てようとする。誰も読者の方を見なくなった当然の結果です。



この辺は、そうだろうなぁ、と思いつつも分からないというか。その先に読者がいることさえ想定できていれば、この話で別に構わない筈なんだけれど。漫画を好きな人が好きな作品で、それをどうやって売ろうか、と考えるのが基本。でもそれはマーケットインでもデータドリブンでもない。マーケット見ながらデータ使いつつやりたい企画を考えて自分たちが乗り気になって、そうした好きな作品をデータ追って微調整もしながらマーケットに広げていく、って、まぁ、難しいよね・・・できてる会社なんて世の中に一握りしかない。日本には、たぶんほとんどない。でも小さな会社には向いてる話なので、漫画制作の現場には本当は向いている。ってかやってる作家さんちらほらいそうな気がしますし、作家さんをマネジメントされてる会社はやってるんじゃないですかね。とすると。愛がなくデータも使えない出版社は落ちるけれども、愛がありデータの使い方も知っている人は生き残れるってことなのでは。





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