環望/泪−泣きむしの殺し屋−


泪〜泣きむしの殺し屋〜 : 1 (アクションコミックス)

■後ろめたさを持つヒロインの 巻き込まれ型サスペンス。

身体の関係を要求された上司を 思い余って突き落としたヒロイン。 自殺を考えるが、翌日のテレビでは 上司は遺書を残して自殺したと報道されていた。 しかも会社では3000万円を横領していたとして 大騒ぎであるという。


でもその3000万円は・・・と思っていたところ、 彼女のもとにケータイ電話が届けられる。 SNSアプリで連絡してきた相手は、 あなたのしたことを偽装したと、 真相を公表されたくなければ我々と組むように、 というのだった。


横領をネタに脅されていた人物が 人殺しの隠蔽のかわりに、殺し屋として雇われる話。 裏組織は、正義の鉄槌を下すようなもので、 きれいすぎるのはこの手の漫画でありがち。 その手先に使われるヒロインが、 カネが必要だったり仕事を選べない事情はあるが、 自身の決意で選んだ道という感じではなく、 だったらこの構成は弱いかな、という気もする。


弱々しく男に蹂躙されるような地味な女性、 でも守るべきものがあり、かつそのためには犯罪まで足を踏み出すという 強い人物、というかいろいろ破綻している人物がヒロインというのは、 マゾっぽい展開には最適か。 本作の見どころは、彼女の翻弄のされかたや心の動き にあり、それ以外はまぁどうでもよいのだろう。


なお電子版は4話収録で400円+消費税。紙の単行本の収録話数が不明なので どっちがコストパフォーマンスが良いかはわからずも8話入っているなら電子版のほうが高くつく。印刷や流通のコストや返品リスクのある紙書籍より電子版は安くないと消費者としては納得がいかない。いや、電子書籍は電子書店の取り分が多いので・・・という話だとすると、それは紙書籍は取次・書店の取り分が少ないってことで、そりゃ取次も書店も潰れるわな、版元のせいじゃん、ってことを言ってるわけですね。 電子版は続刊発売済→泪〜泣きむしの殺し屋〜 : 2 (アクションコミックス)


【データ】
環望 (たまきのぞむ)
泪−泣きむしの殺し屋−(るい なきむしのころしや)
【発行元/発売元】双葉社 (2017/9/1) 【レーベル】毒りんごcomcis ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→ 泪〜泣きむしの殺し屋〜 : 1 (アクションコミックス)
平凡なOL・仲里泪はある日、殺人を犯してしまう。しかしその犯行は公にならず、警察は自殺として処理する方針らしい。混乱する彼女の元へ1台のスマホが届き、メッセージが表示される。 「我々はあなたの事なら何でも知っています 何をなさったかも全て」 その顔も知らない何者かは泪を意のままにあやつり、ついにはある男を殺すよう指令を下すのだが…。 非力な普通の女性である泪に人を殺すことができるのか? 果たして彼女の運命は? 環望が描くノンストップ・アクション・サスペンス!(第1話〜第4話を収録)


■当サイトの著者他作品レビュー
【オススメ】 環望/ダイブ イン ザ ヴァンパイアバンド
環望/箱館妖人無頼帖 ヒメガミ
【オススメ】 環望/ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド

■当サイトの月間オススメはこちらから


search this site.

mobile

qrcode

selected entries

categories

profile






















ブックオフオンライン

チケットぴあ

ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)

others

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM