【オススメ】 宮部みゆき、坂口よしを/霊験お初捕物控

霊験お初捕物控 1 (1) 霊験お初捕物控 1 (1) 宮部 みゆき

【オススメ】 一膳飯屋の看板娘が主人公、 長兄は岡っ引き、次兄は庭師なのだが身は軽いは交流関係は広いは。 そんな兄ふたりを持つヒロインお初は、 普通の人には見えないものが目に見えるようになる。 それは兄達が追う事件にも関係したもので−

宮部みゆきの霊験お初ものを原作としたコミック、 今回は「かまいたち」収録分からと、初期作品から順を追って 完全にやっていくつもり、なのか。そうでないとOK出さないか、 宮部みゆきサイドが。

特殊な能力をもったおきゃんなヒロインが 事件の解決に協力する、江戸人情ものミステリー。 いや、宮部みゆきの話をムリにカテゴライズしなくてもいいのか・・・ 宮部みゆきの時代ミステリー、ね。

話は当然面白いわけだが、しかし、 事件の鍵が、時代もの特有のものに寄っていて、 いや、時代を巧くつかっているというべきなのだが、 時代設定を最大限に活かしている分、 現代人が読むとハードルがやや高いというのも否めない。 仏壇だ刀の鍔だという話なので、 おお!というより、ふーん、と読む感じ、 になってしまうのではないかと。

ヒロインは、月の障りが先月から来るようになって云々とあるので、 年齢は特に出てこないが今だと義務教育受けているような 少女である。現在舞台だと無意味に色気じみた話になりそうだな・・・

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その時代に設定することで面白さを引き出している小説は、 基本的に読んで おもしろく作っているわけで、絵がなくてもというか絵がないことを 逆手に取っていることも多い。なので、マンガにすると苦労する のではないかと思ってしまう。ちなみに、緻密な小説ほど映像に向かないのは、 その情報量を時間の概念で処理せざるを得ないからだと考える。 ま、宮部みゆきは時代物小説を避けて読んでいたので、 この機会に読もうかなとは思った。

【帯】 原作・宮部みゆき×作画・坂口よしを 「坂口さんが 描くお初には、原作の小説ではほとんど目立たない、乙女らしい ほのかな色香が漂っています。最初に絵を見せていただいたときから そこに惹かれて、コミック化が楽しみになりました。」(宮部みゆき)

【裏表紙】 江戸は日本橋通町。一膳飯屋<姉妹屋>の看板娘・お初には、 人には見えないモノが見えてしまう、不思議な力があって・・・!? 宮部みゆきの人気時代ミステリーを完全コミック化!!

原作=宮部みゆき(みやべみゆき)、作画=坂口よしを (さかぐちよしを)
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掲載=プリンセスGOLD 2006年6月号、10月号

秋田書店
PRINCESS COMICS DELUXE
2006(平成18)年12月15日初版発行
定価=533円+税



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