山田南平/空色海岸
空色海岸 1 (1)
山田 南平
ヒロインは高校生、元気溌剌、友達作るのが上手、 美少女で男子人気も高いが本人はいたってオクテで 恋愛には疎い。家は母子家庭、両親は離婚、 但し自分の学費は養育費として別れた父から、 生活費は母の実家が資産家で、マンションも母の実家の持ち物。 生活に心配はないが、料理もできないお嬢様な母ゆえ、 生活全般は自分が見ている。
かつては海と親しむ生活をしていたが、中学時の 父母の離婚以来、サーファーだった父の思い出がある海の 近くから母が引っ越し、少しばかり遠ざかっていた。そんな彼女が 通学途中、痴漢から救ってくれた青年にお礼を言う過程で 彼の弟と仲良くなる。ヒロインが小学生の頃 毎日海岸に行きお宝を集めていた、そのきっかけが 実はその弟くんとのエピソードなのだが、 どうも主人公は気付いておらず。
そうか、ビーチ・コーミングっていうのか。でも 「浜拾い」っていうほうが風情あってイイね。その 浜拾い、海岸での宝探しという要素をうまくとりまぜて、 高校時代の三角関係、四角関係を描いた作品。 しかも当事者はあんまり自覚がないという、そこも含めて、 海ばなしなければ割とよくあるタイプの内容なのだが、 味付けが巧い。話の運びもまた上手。
よい感じに仕上がっています。
■続刊購入する?→★★★★
要所要所で海をきちんと絡めて進めており、
このまま織り込んで展開できれば宜しいのでは。
あ、主人公、さくらいとも、って言うのか。いや、それだけですけど。
【帯】 美形兄弟は学校に住んでいる。 「紅茶王子山田南平 (やまだなんぺい)」 の著者最新作!
【裏表紙】 桜井朝(さくらいとも)は海辺の町に住む高校生。 ある日バスで痴漢に遭い、見知らぬ学校関係者(!?) に助けてもらう。ところが、その男性が落としていった キーホルダーには、思い出の男の子からもらった物と同じメノウがついていて!? 運命のビーチサイドLOVEストーリー第1巻。
空色海岸 (そらいろかいがん) → ビーケーワンで購入 , アマゾンで購入
掲載=別冊花とゆめ平成18年9〜12月号
白泉社
花とゆめCOMICS
2007(平成19)年1月25日初版第1刷発行
定価=390円+税
著者の他作品(過去記事)→ 山田南平/まなびや三人吉三


















