【オススメ】 星里もちる/光速シスター

光速シスター
光速シスター 1 (ビッグコミックス)

■ 【オススメ】 「鉄腕バーディー」はミスで死んでしまった主人公と 宇宙人が同化するが、この作品では生命維持のために宇宙人が 妹になりすまして同居する。

主人公の部屋に急に同居することになった妹。 彼女はたまに不思議な行動をし、 出勤する自分のあとを必ずついてくる。 考えてみると妹についての記憶は漠然。 そして決定的な証拠に気づく。


ドラマのロケ地めぐりで廃駅に行ったところ、 爆発に巻き込まれた主人公。それは宇宙人だかの 行動の結果で、彼らにとっても生命体が巻き込まれることは 想定の範囲外だった。死にかけた主人公を生かすため、 エネルギーを常時補給し観察するのが彼らの役目。 そこで主人公の記憶をすりかえたうえで 監視役として送り込まれたのが「妹」だった、という SFである。


死にかけた存在と共存して一体化して生きていく、 という設定の物語は「寄生獣」含めいろいろあるが、 そばについてエネルギーを供給しながら監視観察するというのは ユニーク。それを妹設定して萌えマンガのパロディ的に 進めていくのはアイディアで、それが著者の絵柄にも あっている。


兄妹の関係をあるものから引用してきているという作品上の設定が、 その後に何度となく主人公たちが真相に近づくきっかけとなっており、 それを宇宙人側は意図しているのかしないのか、 そこでリセットがかかるなど、物語の仕掛けもSF的。


三角関係とSFのミクスチャーで、 80年代くらいまではよくあったタイプにも思うが、 この手の マンガを見なくなっている気がする。最近ジャンルが細分化し特化しすぎているせいか。 設定よりも話運びのほうが、より懐かしさを感じるところ。 こういう話描くと岡崎二郎に似ているような。


帯の星の差云々というキャッチは上手いんだけれど、それは純粋に異星人恋愛の作品に使ったほうが合ったんじゃないか。


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【データ】
星里もちる (ほしさともちる)
光速シスター
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■著者の他作品(過去記事)
星里もちる/怪獣の家
【帯】 愛があれば星の差なんて! 妹マンガの最終形態!!!

【裏表紙】 或る日、ボクの所に妹がやって来た。遠く・・・遥か彼方から・・・  ドラマのロケ地巡礼が趣味の三谷は、旅先で謎の光球に遭遇し、 意識を失ってしまう。だが次の瞬間、三谷は自宅で目を覚ました。 起こしてくれたのは、妹のハナだったが・・・
掲載=ビッグコミックスペリオール 2008年9号〜11号、21号〜24号、 2009年12号、13号

小学館
ビッグ コミックス
2009(平成21)年11月4日初版第1刷発行
定価=514円+税



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