きたがわ翔/刑事が一匹・・・

刑事が一匹 不良刑事とも言われるデカが主人公、バディは東大卒ノンキャリのリーマン刑事。刑事はサラリーマンか、警察は会社か。それはそうだろうが、それだけじゃ勤まらない。刑事が好きで、その仕事はいかれてなければできることじゃあないと知る男の物語。

ダーティヒーローな側面ありつつ、しかし結局はみ出しものは異能の者で能力的に優れている。主人公と言うだけでなく英雄的なヒーローであり、物語世界の薄っぺらさを感じる。とはいえ、うじうじしている主人公などよりもこういうヒーロー物語のほうが読みやすいし実際読むしどちらかといえば好きなのだが。

マジメに警察・刑事の話をするなら、落とすテクニック探すテクニック、技術をいかに身につけ使える人物であるかが肝であって、そうした人物を育成できないあるいは見つけてくることが出来ないということに問題がある。 「適材適所」という考え方、自分にマッチした仕事をするという考え方が、まだまだ日本には足りないような。まぁこの物語はそう言う話ではない、と思う、たぶん。

きたがわ翔なので絵は見やすい、きれいな印象、その分、きたがわ翔でしょ、という偏見をぬぐい去るほどの内容かというと、うーん、どうだろう。先入観なしに読めば普通の物語であるが、一巻だけでは面白いともなんとも。

二巻同時発売、4巻まで3カ月連続リリース。どっかの歌い手さんみたいですな。

カバー折り返しにおまけ4コマあり。

一巻では面白いと思える要素がまるでない。が、編集部サイドに話をじっくり育てていくつもりがあるのなら、良いのでは。

【帯】日本最大のタブー"警察"を描く衝撃のポリス&クライムストーリー!!
きたがわ翔(きたがわしょう)
刑事(デカ)が一匹・・・(でかがいっぴき) → amazonで購入 bk1で購入

掲載=モーニング2005年22・23合併号、24号、26号〜28号

講談社
モーニングKC
2005年12月22日第1刷発行
定価=514円+税



search this site.

mobile

qrcode

selected entries

categories

profile

others

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM