柳沢きみお/大市民日記
大市民日記 1巻 (1)
柳沢 きみお
世田谷の成城近くを仕事場とする 56歳作家を主人公として、 彼に食から日本社会について語らせる、 エッセイ風コミック。というか、飲食と 日本社会についてしか書いてない。 なお、社会についてもの申し始めると、 殆ど字でコマが埋め尽くされる。
徹底したホリエモン批判が本書の筋の一本に。 逮捕された後の回までを収録し、 時代の空気を閉じこめた一巻となっている。 まぁ、美味し(うまし)!、という言葉自体とか ロックでビールやワインを飲む邪道とか、 その時点でホリエモンだのなんだのの 批判の対象となっている人物たちとさして 変わらないんじゃないのこの作家さん、 というところも含めて味のある作品。
言っていることやっていることは 毎回変わらない。首尾一貫。 その分、読み進めると飽きも来るので、 ホリエモンの存在とその自滅は作品に よいスパイスとなっていたのではないか。
■続刊購入する?→★★★
そう考えると、このあとどうなるのかね。
ぐだぐだっぽい気がするが。
【帯】生きることを楽しむ為に 男は哲学を持て!女も哲学を持て! 混迷の時代を豊かに生きられれば キミは大市民である。 柳沢きみおが贈る、人生指南の書 『大市民柳沢きみお』。正統続編刊行!!
【裏表紙】山形鐘一郎、美学を語る!!
大市民日記 → bk1で購入
掲載=別冊漫画ゴラク2005年6月〜2006年2月
日本文芸社
NICHIBUN COMICS
2006(平成18)年4月25日発行
定価=552円+税


















